沖縄県は、日本の南西部、かつ最西端に位置し、160の島からなる県です。
気候は大部分の地域で亜熱帯に属し、宮古島・多良間島・石垣島・西表島・与那国島・波照間島・沖大東島などでは最寒月平均気温が18°C以上の熱帯に属すします。
太平洋戦争では地上戦(沖縄戦)の末に米軍が占拠した後、1972年(昭和47年)まで一貫して米軍の施政権下に置かれました。
復帰後の現在でも多くの米軍基地が存在しており、政治問題となっています。
産業別人口の割合では、全国平均と比べて加工業を主とした第二次産業の比率が日本一低く、サービス業を主とする第三次産業の割合が東京都に次いで2番目に高いという特徴があります。
日本唯一の熱帯・亜熱帯性気候を生かし、マンゴー、アセロラ、パイン、ドラゴンフルーツ等のトロピカルフルーツや、サトウキビ、タバコ、ゴーヤー(ニガウリ)といった農作物が生産されています。
魚介類・肉類
- 石垣牛
- 沖縄サミットの晩餐会で用いられた最高級黒毛和牛。濃厚な味わいと適度な弾力が特徴です。
果物・野菜類
- マンゴー
- 沖縄の太陽をたっぷり浴びた、果汁したたる完熟マンゴー。
- スナックパイン
- 手で簡単にちぎれるという、「パイナップル」をツマミ食い感覚で味わえる手軽さが人気を集めています。
- ボゴールパイン
- 「赤土」と呼ばれる酸性の強い土壌の石垣島は、パイナップル栽培に最適で、恵まれた土壌で育ったパインは甘くてジューシー。手でちぎって芯まで食べられるほどやわらかです。
- 島バナナ
- 小さいながらも存在感のある味で、バナナプリンのようなねっとりとした濃厚な甘みを持つのが特徴です。
- パパイヤ
- 「パパイヤ」は大きな実のフルーツとして有名だが、沖縄ではフルーツよりも、乾燥させずに青い状態で野菜として扱われるのが一般的です。
- パッションフルーツ
- さわやかさのある酸味の効いた甘みと、とろんとまろやかな食感が特徴で、収穫後はすぐに食べず、つるつるの皮がボコボコになってきたら食べ頃だといわれます。
- ドラゴンフルーツ
- キウイに似た食感で、さっぱりさわやかな甘さのドラゴンフルーツはピタヤとも呼ばれるサボテン科の果実で、中国名の火龍果に名を由来するそうです。
- 海ぶどう
- 限られた場所でしか獲ることのできないできない海ぶどうはミネラル豊富で、海藻のキャビアとも称されます。
和菓子・洋菓子類
- ちんすこうショコラ
- 甘さをおさえたチョコレートでちんすこうをコーティングした「ちんすこうショコラ」は、食べやすさと意外な組み合わせがうけて、今では定番のお土産のひとつとなっています。
- バナナケーキ
- 全国菓子博覧会で名誉総裁賞を受賞した、宮古島で大人気のモンテドールのバナナケーキです。
名物・B級グルメ・その他
- 黒糖
- 西表島名産の黒糖はお茶や、コーヒー、ホットミルクなどに一粒入れると、まろやかさがアップします。また料理もおいしく仕上がります
- シークヮーサー100%果汁
- シークヮーサーとは、やんばる(沖縄北部にある密林地帯)に自生するミカン属の柑橘類で、日本一の長寿の村、大宜味村(おおぎみそん)はそのシークヮーサーの主な産地として有名です。