宮崎県に人々が住み始めたのは、中期旧石器時代の終わり頃の約5万年前頃からであり、遺跡としては、西臼杵郡日之影町の出羽(いずるは)洞窟と児湯郡川南町の後牟田(うしろむた)遺跡が発掘されています。
日本有数の農業県で、温暖な気候を利用し、稲作においては超早場米の生産地として有名であり、また、野菜・果実等の促成栽培、葉たばこ・サツマイモ等の商品性作物の生産が盛んです。
また、牧畜業は乳牛・肉牛・豚・鶏の全てにおいて日本有数の生産高を誇り、以前はそれほど知名度が高くなかった農畜産物も、2007年に知事に就任した東国原英夫の全国規模のマスメディア露出により急速に知名度を上げています。
魚介類・肉類
- 宮崎牛
- 「第9回全国和牛能力共進会」にて、最も優れた種牛と肉牛に贈られる内閣総理大臣を受賞。甘さのある脂と口の中でとろけるやわらかさは絶品といわれます。 年間約300頭の出荷で希少性が高く、上物率(肉質等級4以上)が約60%と宮崎県内でもトップクラスの成績を誇るブランド牛です。
- 黒豚
- 黒豚は江戸時代初期に、薩摩藩の初代藩主島津家久によって沖縄から移入され、歯切れがよく独特の味があり、他では味わえない美味しさで大好評です。
- きなこ豚
- きなこで育ったきなこ豚はさっぱりした中にもコクのある脂身で、やわらかく甘みがあって食べやすい のが特徴です。
- とねどり
- 親子二代で作り上げた、地元の料理店などでも人気の高級ブランド鶏肉です。
- 宮崎県産うなぎ蒲焼
- 宮崎は日本有数のうなぎ養殖の盛んな県です。中でも佐土原は特に有名ですが、シラスウナギがよく獲れる地域だったことから養殖が始まったといわれる。
果物・野菜類
- 宮崎県産マンゴー
- 完熟」にこだわった宮崎産マンゴーは、樹上で熟し、自然に落下したもののみをネット袋でキャッチして収穫するのでとろとろの甘みがブームを呼んでいるようです。
和菓子・洋菓子類
- 飫肥せんべい
- 城下町として栄え、九州の小京都とよばれる日南市の飫肥で生まれた銘菓で、添加物を一切使わず松葉の鋳型にはめ込む手法で、古くから親しまれている伝統あるお菓子です。
- 破れ饅頭
- 薄皮のそこかしこにあんこが見える様子から、「破れ饅頭」と呼ばれるようになったそうです 。
名物・B級グルメ・その他
- 空飛ぶ玉ねぎドレッシング
- 宮崎県延岡地区の早生玉ネギは南九州特有の日照時間の長さから成長が早く、1月には出荷されます。その玉ネギを「空を飛ぶように少しでも早く届けたい」そんな農家の夢を乗せて、「空飛ぶ玉ネギ」の名前が生まれました。
- 高千穂峡つゆ
- 霧島山系の良質の水でだしをとり、椎茸の風味が豊かなストレートつゆ 高千穂峡のつゆ(旨口)はかつお味を中心にして風味原料をふんだんに使用したストレートタイプ。
- 愛のスコール
- 乳性炭酸飲料ブームのルーツになった、ヨーグルト風味でシュワッと甘酸っぱいロングセラーです。バリエーション追加でさらに知名度アップで、多くの地域で人気拡大中です。
- バイオ茶
- 「アスリートの水分補給としても名高い、ビタミンやミネラルが豊富なスポーツサポート飲料です。