富山県は四方を海と山脈で区切られており、「黒部の太陽」一躍有名になった黒部峡を有し多くの観光客が一度は行きたいと思いを抱かせるところです。
また五箇山の合掌造りは、白川郷に次いで世界文化遺産に指定されており、菅沼集落は庄川の谷あいにせり出した平坦地にあり、三方を庄川に囲まれ、もう一方は雪持林(ゆきもちりん)の茂る急斜面となっています。集落には現在12棟の家屋があり、そのうち9棟が合掌造り家屋です。
数年前雪が消えきらないころに訪れたことがありますが、観光化されていない集落は懐かしいたたずまいで迎えてくれました。
魚介類・肉類
- 寒ブリ
- 1996(平成8)年、ブリは「富山県のさかな」に指定され、富山湾で獲れるブリは、古くは「越中ブリ」と呼ばれ、全国的な知名度があります。中でも、氷見の寒ブリといえば、東京の築地市場などでも高値で取引されるブリの最高級ブランドです。
- 素干しほたるいか
- ホタルイカは 日本近海では日本海全域と太平洋側の一部に分布しており、特に富山県の滑川市で多く水揚げされています。ホタルイカの内臓には旋尾線虫の幼虫(いわゆる寄生虫)がいることがありますが、熱処理することにより、安全に美味しく食べることができます。
- イカの黒作り
- イカの身を細かく切り、イカスミ、肝臓を混ぜ合わせ熟成させたもので、塩辛の一種です。酒の肴に最適な富山県独特の珍味です。
- 白えび・白えびの甘酢漬
- 厳しい日本海の荒波にもまれた海産物の白えびは、富山県が誇る特産品のひとつです。新鮮でおいしい特産白えびの姿は、富山湾の宝石と言われるようです。
- とろろ昆布
- 北陸地方では、使用する原料や加工方法などの違いにより、色々な種類のとろろ昆布が販売されています。特に富山県の昆布消費量はとろろ昆布を含め日本一(全国平均の約2倍)で、とろろ昆布のおにぎりなど昆布を使った料理が郷土料理として数多く食べられています。
- ベニズワイガニ
- 日本海の冬の味覚の代表。刺身や茹でた身の美味しさは格別で、上品な甘みがあるのが特徴です。
- 昆布じめ
- 北前船の寄港地だった富山は、昆布消費量が全国トップクラスで、昆布好きな富山ならではの味です。
- かまぼこ
- 日本海で獲れた新鮮な魚と立山連峰からの伏流水で練り上げた、富山ならではの蒲鉾です。富山のかまぼこは、魚本来のソフトな食感と風味が特徴です。
- 黒部名水ポーク
- 「こだわり」のえさと恵まれた環境で、生産者が真心を込めて愛情深く飼育しています。ジューシーでやわらかく、新鮮で安全な富山生まれの豚肉です。
果物・野菜類
- 富山干し柿
- 古くから富山県砺波地方に伝わるつるし柿。寒風にさらされ、甘みたっぷりの自然のおいしさは、加賀三代藩主前田利常公にも賞賛されたほどです。
和菓子・洋菓子類
- 銘菓月世界
- その名の通り、柔らかくとけてゆく淡泊な甘さは、やさしい月の光のようなのだと言われています。
- 白えびせんべい
- 純白の生地に白えびの姿が美しい「月桜」、いか墨をたっぷりと練り込んだ「夜桜」、粉に挽いた白えびを贅沢に使用した「磯俵」、そして、素材の甘みをご堪能できる「誉」とそれぞれの味と香りが楽します。
名物・B級グルメ・その他
- ます寿司
- 昔ながらの竹の曲げ物の器に、笹に包まれた美しい薄紅色のますの切り身が食欲を誘います。二百数十年にわたり受け継がれた秘伝の味です。
- かぶら寿司
- 塩漬けしておいたかぶら(カブ)の輪切りに寒ブリの身をはさみ、麹で漬け込み発酵させたなれずしの一種で、気温が低い時期にしか作らず、冬のごちそうとして地元の人たちに愛されています。
- ゆずしょうゆドレッシング
- 大人気の金屋ゆずを贅沢に使ったドレッシングです。
- 合掌みそ
- 世界遺産で有名な合掌集落や、散居村、砺波平野など豊かな自然と歴史に育まれた合掌みそです。昔懐かしい味を再現し、この味噌で作る味噌汁は、おふくろの味を思い浮かべます。
- 五箇山そばそうめん
- 越中富山の秘境、五つの山ひだ深く秘めやかなたたずまいをみせる民謡と合掌造りの里五箇山、その五箇山の自然と水と素朴な人の心が作りました。そばそうめんの麺は、手延で一本麺で伸ばしたままの長さに出来上がっています。
- 氷見うどん
- 氷見うどんはもっちりとした歯ごたえで有名。うどん好きにはたまらない食感です。夏は冷たく、また冬は温かくして食べたいうどんです。