鹿児島県は、九州南部に位置し、九州島の南側には離島(薩南諸島)が点在します。
九州島の部分は県本土と表現され、2つの半島(薩摩半島・大隅半島)を有し、南北の距離は600km、海岸線は2,722kmに及びます。
世界遺産の屋久島や、種子島宇宙センター、霧島山などがあり、自然・文化・観光・産業などの面において、豊富な資源を有しています。
霧島山を除けば大部分はシラス台地の地質からなっており、水はけがよく非常に脆く、低地や平野が極端に少ないために、県内のほとんどの市町は周囲が山に囲まれているて、各市町は本土の各地に点々と散らばっています。
活火山桜島などの火山もあり、温泉の数も多く、泉源数は約2,730で、大分県に次いで全国2位で県内の入浴施設のほとんどが温泉です。
熊本県同様、日本有数の農業県であり、サツマイモ、サヤインゲン、茶(鹿児島茶)などがあります。
魚介類・肉類
- 鹿児島黒牛
- 鹿児島黒牛の歴史は古く、明治時代には全国でいち早く県の畜産試験場を設立し、おいしい牛肉づくりのための研究が始まっています。
- 鹿児島黒豚
- 黒豚は江戸時代初期に、薩摩藩の初代藩主島津家久によって沖縄から移入されたという歴史を持つが、今では鹿児島黒豚はおいしさで全国でも有名です。
果物・野菜類
- かごしまマンゴー
- 鹿児島県は栽培面積、生産量共に全国第3位(2008年)の産地であり、「かごしまマンゴー」は高い人気を誇ています。
- パッションフルーツ
- パッションフルーツは生産量・栽培面積ともに全国第1位(2002年時点)。本土では加温栽培、大島・熊毛地域では無加温栽培が行われています。
- 安納芋
- TVで話題沸騰の甘いさつまいも「安納芋」は、まるでスイーツのようと評される甘い香りと風味は、安納芋ならではで、紫いもと共に種子島を代表するさつまいもです。
和菓子・洋菓子類
- 白くま
- 誕生したかき氷ですが、ストロベリー白熊、プリン白熊、ヨーグルト白熊、抹茶白熊、コーヒー白熊、黒蜜をかけた南海の黒熊など、店によっていろいろなアイデアを取り入れた白熊が味わえるようになっています 。
- かるかん
- 「かるかん」は、米の粉・砂糖・水を原料に山芋を加えて蒸かし、弾力性のある白色の半スポンジ様に仕上げたお菓子のことです。
- 薩摩きんつば
- 数々のコンクールや大会で賞の受賞経験があり、鹿児島県が全国に誇る伝統銘菓です。
- あくまき
- しょうゆ、黒砂糖粉、きなこで食べますが、もち米を竹皮で包み木灰で煮込んで日持ち良くした鹿児島の伝統菓子です。
名物・B級グルメ・その他
- さつま揚げ
- その日に出荷されて直送されるできたてさつまあげ、本場鹿児島の味を知らない人にぜひおみやげにしたい一品です。
- 鹿児島の黒糖
- 黒糖とは、含みつ糖の代表的なもので、さとうきびの搾り汁をそのまま煮沸濃縮し、加工しないで冷却して製造したものです。