「博多松屋」の「鶏卵素麺」は、「金沢森八」の「長生殿」、「長岡大和屋」の「越乃雪」と並んで日本三大銘菓のひとつに数えられます。
330年ほど前、砂糖が高級食材だった時代に、黄味と砂糖のみでできている南蛮菓子「フィオス・デ・オーヴォス(ポルトガル語で「卵の糸」)」をもとに、松屋初代、松屋利右衛門が、点心師に教えを受けながら、日本の風土に合わせたレシピを作り、完成させたといわれています。
甘く豊かな香りと、しっとりとした食感の味わいの変わらぬ伝統の味を現代まで引き継いでいます。
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