石川県は旧国名でいう「加賀」と「能登」に分かれ、加賀の中心都市は金沢で、能登は和倉温泉のある七尾や朝市で有名な輪島など小規模の都市が点在しています。
加賀は戦国時代から安土桃山時代にかけての武将前田利家が加賀藩百万石の礎を築いたところであり、その面影を今も残している街並は歴史を感じさせるところであり、その文化を残している名産品がたくさんあります。
また日本海に面した能登は漁業が盛んであり、新鮮な海の幸の特産品がたくさんあるところです。
数年前に能登半島をドライブしたことがありますが、その景観は記憶に深く残っています。
太平洋の海を見る機会の多い私には、日本海は憧れの海でもあります。
魚介類・肉類
- 能登牛
- 石川県内で生産されている黒毛和牛の中でも肉質や肉の色が優れたものを、県内の肉牛関係団体で構成された能登牛銘柄化推進協議会で「能登牛」と認定しています。松坂牛に比べると若干さし(霜降り)が少ないが、肉の本来のうまみを楽しめます。
- 七尾市寒鰤
- 織田信長に献上した記録が残る「七尾の寒ぶり」は、400年以上続く伝統的な漁法・定置網漁で漁獲されています。十分に脂がのった「七尾の寒ぶり」は一級品と市場関係者からも好評を得ています。
- 丸干しイカ(もみいか)
- 能登産するめいかを能登伝統の魚醤で仕立てた逸品です。晩酌のお供に、ビールや日本酒と合わせておいしくいただけます 。
- 天然岩もずく
- 岩もずくは海低岩に着生し、こりこりとした食感が楽しめます。味付け済みなのでそのままでもいただけます。
- 干しくちこ
- 「くちこ」とはなまこの卵巣を塩漬けにしたもので、それを乾燥させたものがかなり高価なのですが能登の珍味で絶品です。お酒のおつまみには最高です。
- ふぐの子糠漬け・ふぐの子粕漬け
- フグの卵巣には、肝などと同様に致死性の高い毒素であるテトロドトキシンが多く含まれているため、そのままでは食用にできません。半年ないし1年ほど糠漬けされた卵巣は、採取してマウスでテトロドトキシンの含有量を調べた後、出荷されます。また、糠漬けの後にさらに酒粕に1ヶ月漬け込むと河豚の子粕漬けとなります。
- たらの子うま煮
- 最高級の真だらの子を、地元金沢の醤油を使用した秘伝のたれにて炊き込みました。
果物・野菜類
- 加賀棒茶
- 文久三年創業。一番摘み茶の茎を浅く炒りあげた丸八独自の芳香で人気があります。
和菓子・洋菓子類
- 烏骨鶏かすていら
- 烏骨鶏の卵を使用したカステラです。濃厚な卵の風味、しっとりしたきめ細やかな味わいが楽しめます。
- 金澤プリン
- 地元厳選素材にこだわった無添加カスタードプリンです。レトルトで放し飼いの鶏の卵を使用しています。
- 花月の大豆飴(まめあめ)
- 全国菓子博覧会で農林水産大臣賞を受賞した、甘さ控えめの素朴なお菓子です。
- 長生殿
- 加賀藩三代藩主前田利常公の創意と小堀遠州卿の命名により 生まれた長生殿で、三百数十年間変わらぬ製法を 守り続け日本三名菓の一と称えられています。
- 柴小出の柴舟
- 生姜の風味がピリッときいた金沢の代表銘菓、柴舟です。
- 中田屋のきんつば
- 大納言小豆を厳選してつくりあげたおなじみ「中田屋のきんつば」は粒を壊さぬようにじっくり煮あげ、ひとつひとつ薄い衣を丁寧に塗りながら焼きあげています。
- 諸江屋の花うさぎ
- 小粒で可愛らしい落雁ですが、お茶席のお菓子に最適です。紙袋も可愛いので、ちょっとした贈り物に最適です。
- 石川屋本舗のかいちん
- やわらかい寒天を砂糖で固めて作られる、おはじきをイメージしたお干菓子です。
- 菓匠高木屋の紙ふうせん
- 色とりどりの加賀最中に可愛いゼリーが入っています。
名物・B級グルメ・その他
- かぶら寿し
- 寒ぶりを塩蔵・スライスし、厚く輪切りにしたかぶらにはさみ、たっぷりの麹に漬け込んだ冬ならではの味覚です。白かぶを使っていますので甘味があり、鰤の旨味と共にお口の中に広がります。
- 大根寿し
- 保存食が栄えた美川の庶民の味です。大根に鰊(ニシン)を米糀に漬けた冬の味覚をお楽しみいただけます。
- 香り箱 スギヨ
- 「香り箱」というカニ風味蒲鉾は、「本物を超えた?!」とも言われ、数々のメジャーテレビ番組に取り上げられました。
- 加賀麩不室屋の宝づくし
- 不室屋定番のお吸い物に、季節商品が入った詰め合わせです。お土産に最適です。
- しおサイダー
- 江戸時代の初めから奥能登珠洲で続けられてきた揚げ浜式製塩法で作られた希少な海水塩を使用した贅沢なサイダーです。
- 醤油&ドレッシング
- 直江屋源兵衛人気の醤油とドレッシングのセットです。国産の原料にこだわった丸大豆醤油・もろみの雫と加賀野菜を使ったドレッシングなどの詰合せです。