菊そのものは、古代より中国で延命長寿の花として菊茶・菊花酒、漢方薬として飲まれていたようです。
その中でも食用菊は、苦味が少なく花弁を大きく品種改良され、奈良時代に、日本で現在でも食用菊として栽培されている「延命楽(もってのほか・カキノモト)」が中国から伝来したようですのでかなり昔から食べられていたようです。
食用としては、江戸時代から民間で食されるようになったようで、1695年に記された『本朝食鑑』に「甘菊」の記述が見られると言います。
新潟名産のかきのもと(食用菊)は紫のきれいな菊のようです。
私も子供のころに、食用菊として、黄色い菊を酢の物などで食べたことがありますが、香りがありとてもおいしいものです。
季節になると出回り、購入して料理に使っていたのも黄菊でしたが、これは紫の菊のようですがとてもおいしそうです。
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