三重県は伊勢神宮をはじめ世界遺産に指定されている熊野など歴史ある観光地を控えています。
伊勢湾に面して細長く伸びているので海の幸もたくさんあり、特産品は枚挙にいとまがないくらいです。
知名度の高い松坂牛をはじめ、伊勢海老など高級なグルメはお取り寄せしたい方もたくさんいることと思われます。
いつか、ゆっくりと熊野めぐりなどと思いながらもなかなか行けない私の憧れの地でもあります。
魚介類・肉類
- 松阪牛
- 三重県松阪市周辺で肥育されている黒毛和種の牛で、日本三大和牛のひとつにも数えられます。豊かな風味を持ち、溶けるような柔らかさと、旨みがたっぷりの肉汁が堪らなくおいしい逸品です。
- 伊賀牛
- 明治38年に金谷清三郎が伊賀から東京へ肉牛を初出荷したのをきっかけに、全国に名が広まったといいます。伊賀牛という称号は、黒毛和種の処女牛にのみに与えられる為、希少価値はとても高いです。
- 熊野地鶏
- 江戸時代から闘鶏用のほか食用としても珍重されてきた、三重県原産の中型の「しゃも」と、三重県の銘柄鶏「伊勢赤どり」に、日本三大地鶏の「名古屋コーチン」をかけあわせてうまれた「熊野地鶏」です。
- 伊勢赤どり
- 地鶏よりも身近に、ひと味違う美味しさの鶏肉を作りたいという思いから開発された「伊勢赤どり」は、太陽の光が燦々と降り注ぐ鶏舎で、約75日という長い期間飼育されています。
- 伊勢えび
- 伊勢えびは、三重県では志摩半島を中心に漁獲されていますが、県漁業調整規則により5/1〜9/30(一部9/15)を禁漁として産卵期の保護を行っているようです。また、漁獲された伊勢えびの中に稚えびが混ざると放流するなど、資源保護にも努めています。
- 熊野灘のカツオ
- 黒潮が流れる熊野灘は、回遊魚であるカツオの水揚げが盛んに行われており、5〜6月頃には北上する「初カツオ」を、8〜10月には産卵のため南下する「戻りカツオ」を求めるカツオ漁船で賑わいます。熊野灘の荒波にもまれたカツオは、身が引き締まっているのが特長です。
- 伊勢産アサリ
- 三重県伊勢産のアサリは、甘みがありおいしいと定評がありますが、その理由は恵まれた環境にあるといわれています。
- 志摩の国 あわび
- 三重県ではクロアワビ、メガイアワビ、マダカアワビの3種が水揚げされます。刺身やバター焼きなど、シンプルな食し方で美味しくいただくのが最高だと言います。
- 的矢牡蠣
- 志摩半島の的矢湾は三本の河川があり、海水の流出入がかき養殖に絶好の自然条件になっています。その的矢の海に育った的矢かきは、餌であるプランクトンが豊富な上、その湾に適した養殖法により、身入りがよく、甘味が強いのが特徴です。
- はまぐり
- パエリアなど、洋食でもその存在感は大きいのがハマグリです。また、伊勢名物のたまり醤油で煮込まれた時雨煮・時雨はまぐりや、串焼き・味付けの缶詰等、酒肴としてもレパートリーが広く、それぞれのおいしさを味わうことができます。
- 伊勢ひじき
- 古くからひじき産地である三重県は、岩場で遠浅という地形と、伊勢湾と太平洋が混じりあう潮流の激しい海域で、ひじきの成長に最適な環境です。生産量は、長崎・千葉に次いで全国第3位(平成18年)になっています。
- あおさ
- 志摩市のあおさは全国生産量の約3割を占めている志摩市を代表する特産品です。あおさは殆どカロリーがないため、食事によるカロリー摂取を抑えてくれ、食物繊維やカルシウム、ビタミンA・Cを含む、バランスのとれた天然の健康食材でです。
果物・野菜類
- 伊勢茶・深蒸し煎茶
- 三重県は、お茶の栽培面積・生産量・生産額が、静岡県、鹿児島県に次いで多く、特にテアニンを多く含んだ「かぶせ茶」の生産量は全国1位で、三重県全体の生産量の約3割を占めています。その他にも、「煎茶」や煎茶の倍以上蒸して作る「深蒸し茶」が多く生産されています。
- 南紀みかん
- 年中みかんのとれる御浜町は、気候が温暖で20種類以上のみかんが栽培されていて、四季を通して様々なみかんを味わうことができます。
名物・B級グルメ・その他
- てこね寿司
- カツオやマグロなどの赤身のお刺身をしょうゆなどで作ったタレに漬け込み、酢飯とあわせたお寿司です。薬味として大葉、しょうが、のりなどを散らして食べます。
- 伊勢かまぼこ
- 魚の旨味が十二分に引き出された深い味わいと、シコシコと張りの有る歯ざわりが心地よい「伊勢かまぼこ」。材料は白身魚、塩、水、砂糖、味醂ときわめてシンプルです。今も昔も、地元の人だけでなく「お伊勢さん」を訪れる人々に親しまれています。
- グローブ肉とんてき
- 分厚く切った豚肉ロースを、ニンニクとラードで焼き上げ、ソース味のタレをかけて食べるのが一般的です。
- 亀山みそ焼きうどん
- 町おこしのために企画された新・ご当地グルメで、うどんを野菜や肉と一緒に焼き、赤味噌ベースのタレで味付けします。
- 伊勢うどん
- 長時間やわらかく煮た極太のうどんに、たまり醤油や鰹節やいりこなどのだし汁を加えた濃厚でやや甘めのつゆを絡めたうどんで現在でも地元の家庭では日常食として愛されています。